日  付 1999/ 8/12
天  候 朝焼け後曇り
タイトル 帰りだ
内  容
朝4時40分頃目覚める。
外に出てみると、見事に朝焼け。これはいかん今日は予報通りだ。
「北岳は霧一時雨」がラジオの予報。早く登ってしまおう。
5時に朝飯、5時半出発。
朝霧が麓からどんどんのぼってくる。次第に濃い霧に包まれる。
北岳頂上は昨日より混んでいる。視界はまったくきかない。
しばらく休んで、出発。
行きとは全くの逆コース。滑りやすいはしごにてこずり、体力を消耗する。
右膝の裏に少し違和感。ぃいかん。気をつけないと・・
慌てなくても時間はたっぷりある。
慎重に時間をかけて降りる、降りる。
八本歯のコルを過ぎて、雪渓にたどりつく。
ガレ場でオコジョに会えないかなぁ、と思って岩の隙間をのぞいていたら
何と目が合った。オコジョだ!
昨日とは場所が違うし、少し色が薄い。まだ若いのか。
カメラを取り出して準備する。何枚か撮ったが動きが早すぎて追いきれない。
こりゃだめか、と半分あきらめたら、突然近くに寄ってきた。
なんと、靴の上までのぼってきて靴下の繊維を囓ってみせた。
普段は何を食べているのか、なんてよけいなことを考えているうちに
飽きたのかオコジョは素早く退散する。この間多分1分くらいか。
これで今回の満足度は百点だ。
下からは人がどんどんと登ってくる。早く行かないと天候は荒れるのに。
「二俣」で休む。荷物を下ろして汗を拭いていると、飛び回っているチョウチョが
突然手の甲に止まった。しきりに舐めている。くすぐったい。
汗には彼ら(彼女?)のフェロモンが含まれるのか? これも素早くカメラにおさめる。
かなり疲れが出てきたが、ゆっくりと下っているのでまだ大丈夫だ。
ここで最後の水を飲んでしまう。
さらにどんどん下る。疲労感が次第に強まる。
ぃいかん。右足に痛みが。
慌てず、後ろから追いついた人に道を譲る。まだまだ11時過ぎだ。
ボロボロになりながら、分岐点を越え、次第に里に近づく。
喉がかわききって、生ビール、生ビール・・を飲むぞ!と、痛んだ足を叱咤激励
しながら下る。
あぁ、目の前に「広河原山荘」が。
さっそく生ビールで無事を祝う。
山荘のコインシャワールームで着替える(2分200円だと、当然着替えだけ)。
午後1時45分、吊り橋を渡ってバス停へ。あ、バスが行く。
仕方がないので、始発の広河原ロッジに向かう。2時半の予定だ。
国民宿舎「広河原ロッジ」で缶ビール大でまた乾杯。いい夏休みだ。