長崎県佐世保市 ハウステンボス の裏方(管理施設見学・・街造りのために)


 入り口

1999年9月17日長崎県佐世保市ハウステンボス町を訪問。
ハウステンボス内の浄化・運営システムを見学しました。
まず最初に共同溝。
3メートルから場所によっては、6メートルもある長方形の筒がハウステンボスの地下を曲がりくねって
統いているのです。
高さは幹の部分で2.5メートル。大人が立って歩いても十分な高さです。
その長さは、総延長3.2キロ。その中を上下水道、地域冷暖房用のパイプや電線、ケーブルテレビ用の
配線、さらには、通信用の光ファイバーケーブルなどが幾通りも走っています。
ヨーロッパでは、上下水道やガス・電気、通信などの地中化が古くから取り組まれ、
都市環境の充実がはかられてきました。
ここハウステンボスでも、街造りの第一歩は、共同溝の埋設から始まりました。
そのことは、これからの街造りの手本として、東京都をはじめとした国内各地はもとより、
シンガポールなど海外からも、広く注目を集めています。
ともあれ、ハウステンボスは、先進性に富んだ街造りを推し進めてきたという意味でも、
従来のテーマパークとは違う一面をのぞかせています。
コ・ジェネレーション・システムや、深夜電力、蓄熱槽を利用した地域冷暖房を行っているのです。
「コ・ジェネレーション」は、エンジンやガスタービンなどの動力により発電を行い、
同時にその排熱を利用して給湯・暖房など2つ以上のエネルギー供給を行うことです。
と同時に、水を有効に活用することも必要です。
ここハウステンボスでは、中水道システムを採り入れ、有効活用に努めています。
この街の生活排水は、下水道施設で高度に処理され、トイレの洗浄水や冷却塔補給水、
植裁への散水として活用されています。
これで、この街に必要な水道量の40%の節約になっているそうです。
一方、佐世保市の上水の不足時や渇水時、あるいは多客時に備えてハウステンボスでは、
海水から一日に1000トンもの淡水をつくりだす「淡水化プラント」施設を設け、水資源を確保しています。
コストは600円/トン。実際の稼働は年20日位のために現実には1000円/トン位になるそうです。

 クラシック風バス

 発電用ガスタービン

 共同溝、右が高圧電線

 耐震構造

 中水システム

 海水淡水化プラントの一部

 汚水処理場

ハウステンボスのホームページがあります。http://www.huistenbosch.co.jp/